糸島から唐津へ。海沿いの快走と呼子のイカ、そして高島渡船とJR九州未乗車区間の旅
距離: 40.4km
獲得標高: 190m
正味ライド時間: 2h17m
天候: 晴れ 16℃/25℃ 東の風4m(追い風)
朝の糸島から加布里海岸へ
朝起きてホテルの外を覗くと日の出間もない光の中に筑肥線の電車が出発したところだった。
6時から宿の無料ビュッフェをいただく。
お昼には楽しみにしているイカが待っているため、ここは腹八分目に抑えておく。
7時30分、ホテルを出発。朝の空気は心地よく冷えていて、実に走りやすい。
少し走り加布里海岸に出ると、海面は驚くほど静かで波ひとつない。
9時を過ぎた頃から東寄りの追い風が吹き始め、大きな味方となって背中を押してくれる。

📷 朝の筑肥線 朝日の始まり 静かな街を走り出す始発電車を見送る。

📷 加布里海岸 静寂の海 波のない穏やかな海沿いを滑るように進む。
筑肥線と並走する海沿いルート
ルートの多くは筑肥線と並走する海沿いの道。
左手に線路、右手に海を感じながらペダルを回す。
ほとんどフラットな行程ということもあり、実に快適なサイクリングだ。
午後になると気温は25℃まで上がったが、吹き抜ける風のおかげで大汗をかくこともない。

📷 海沿いを走る筑肥線 鉄路と海と 海に寄り添うように走る列車を眺めながらの快走。

📷 海岸線を走る電車の景風 海風に乗って 追風を受けて軽快に距離を消化していく。
念願の呼子のイカ活き造り
唐津の街に入り、本日のメインイベントへ。
今回の九州自転車旅で最も楽しみにしていたもののひとつ、「呼子のイカ」を味わうことだ。
これまではイカシュウマイ止まりだったが、ついに念願が叶う。
呼子まで足を伸ばさずとも、唐津市内でいただけたのはありがたい。
運ばれてきたイカの活き造り御膳。
今日のヤリイカは甘みが強く、コリコリとした歯ごたえがたまらない。
後から天ぷらにしてもらったゲソ天も絶品で、大満足の昼食となった。

📷 イカの活き造り御膳 念願の味覚 透明に透き通るヤリイカの甘みと歯ごたえを堪能する。
唐津城とエレベーターで上る天守
本日宿泊するホテルへ向かい、バックパック以外の荷物を預かってもらう。
身軽になったところで唐津城へ。
天守閣のある上段までは100円のエレベーターを利用するが、驚いたことに自転車ごと乗せることができた。
上段公園に立つと、眼下には城下町と松浦川、そして名勝・虹の松原が一望の下に広がる。
爽快な風が通り抜けていく。

📷 宿泊ホテル 本日の拠点 荷物を預けて、散策へ向かう。

📷 唐津城天守閣 文明の利器で上城 自転車とともにエレベーターで一気に上段へ。

📷 唐津城からの展望 城下を一望 虹の松原と松浦川が織りなす見事な景観。
渡船ドリームラインで高島・宝当神社へ
渡船場へ移動し、渡船「ドリームラインたかしま」に乗船して宝当神社のある高島へ向かう(片道10分、220円)。
風が強く、後部展望席にいるとバシャバシャと塩しぶきが飛んでくる。
乗客は観光客だけでなく、島民や釣り客が多い。
土曜日ということもあり、釣り竿を大事そうに抱えた子供グループの姿が目立った。
高島に到着し、宝当神社へ参拝。
フェルメール展のチケット抽選しかり、日頃のくじ運の悪さをなんとか改善したく、念入りに手を合わせる。
御朱印も無事にいただいた。
島内は猫が多いことでも知られており、参道では何匹もの猫たちとすれ違った。

📷 渡船上からの唐津城 しぶきを浴びて 強風のなか、波を穿って高島へと向かう。

📷 宝当神社 開運を祈願 くじ運授与を願いつつ、参道の猫たちに心を和ませる。
鉄分補給:筑肥線(唐津〜伊万里)往復乗車
高島への渡船(14:10発)の都合で唐津港へ戻るのが遅くなったが、旅のもうひとつの目的を果たす。
唐津駅の無料駐輪場に自転車を預け、JR九州の未乗車区間である筑肥線(唐津〜伊万里)の往復乗車に乗り出す。
現在不通となっている肥薩線を除けば、これでJR九州の全線を完乗することになる。
気になっていた路線を潰せる満足感に浸りながら、気動車の揺れを楽しんだ。
唐津駅に戻った頃にはすでに日が落ちており、宿までは暗くなった街を静かに走って戻った。

📷 唐津駅のキハ125 未乗車区間の踏破へ 思いがけず出会えたラッピング列車で伊万里へ。
松浦川の夜景を見つめて
ホテルに戻り、愛車を部屋の中に持ち込む。
昨夜に続き、部屋で安全に自転車を保管できるのは実にありがたく、ホッと胸を撫で下ろす。
窓の外を見やると、松浦川沿いに静かな夜景が広がっていた。
美味しいものを食べ、行きたかった場所を訪ね、鉄道の旅も楽しめた実に濃密な一日だった。
明日の走りに思いを馳せながら、夜の静寂の中に身を委ねる。

📷 ホテルからの夜景 水面に映る光 松浦川の夜景を眺めながら、今日という日を締めくくる。

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