自転車旅 九州西岸編/①2026-10-2 小倉→糸島

Bike trip

小倉から糸島まで、都会の喧騒と海風を感じながら走った初日の記録

距離: 88.5km
獲得標高: 420m
正味ライド時間: 5h15m
天候: 晴れ  24℃(10時)/26℃Max  北風4m(時に強風)

輪行の出会いと小倉駅出発

9月は長雨が続き、予定していた東北ライドの機会を逸してしまった。
10月に入りようやく天候が安定してきたため、復興支援の意味も込めて九州ライドを計画する。
北海道旅から2カ月ぶりの再始動となった。

名古屋発6:36の「ひかり731号」に乗車。
車内でしまなみ海道へ向かうという輪行3人組と同席になる。
これまで長く輪行旅を続けてきたが、車内で他の輪行客と同席するのは意外にも初めてのことだった。
短い会話の中に、旅前の独特な高揚感が漂う。

小倉駅に到着し、自転車を組み立てる。10時40分、九州の新幹線玄関口から静かに走り出した。

📷 小倉駅 旅のスタート  いよいよ九州西岸の旅が始まる。

街道の旧跡と宗像の峠越え

まずは旧街道の情緒を求めて常盤橋へ向かうも、あるはずのものが見当たらず唖然。
老朽化により今年4月に撤去され、架け替えに向けて検討されているそうだ。

📷 無くなっていた常盤橋に唖然

北九州から博多にかけての都市部は信号が多く、なかなか距離が稼げない。
それでも道自体は走りやすく、順調にペダルを回していく。
大きな激坂はない区間だが、宗像市との境界にかかる峠越えが地味に足へ効いてくる。

道中、赤間駅近くや古賀駅近くの大根川に架かる橋梁で警報機が鳴ると、つい足を止めてカメラを構えてしまう。
相変わらず鉄分の抜けない旅だ。

📷 赤間駅近くの踏切   警報機に誘われて タイミングよくやってきた列車を収める。

📷 大根川橋梁 川面と列車 川を渡る効果音を聞きながら通過を待つ。

香椎宮で旅の安全祈願

小倉からおよそ60km。香椎宮へ立ち寄る。
旅の初めには、その土地の神様に挨拶をしておきたい。
これからの九州路の安全を静かに祈願した。

📷 香椎宮境内 静謐な境内 これからの無事な道中を祈る。

都会の街並みと博多駅への寄り道

福岡の市街地へ入る。
せっかくなので博多駅へ少し寄り道をして、都会の賑わいを肌で感じる。
北風4mの風は時に強く、押されたり引かれたりと体力を奪われる。
久しぶりの長距離ライドということもあり、身体にはじわじわと疲労が溜まってきた。

📷 博多駅前 都市のざわめき ビル群を背景に少しだけ足を止める。

夕暮れの玄界灘と糸島の風

博多を抜け、生の松原へ。松林越しに見える海は少し荒れていた。
今宿駅の手前、海が一望できる場所で時計を見ると17時前。
日没の18時にはまだ間があるはずだが、空はすでに薄暗い。
16時を過ぎた頃から風が冷たくなり、急に秋の気配が強まってきた。

糸島はNHK朝ドラ『おむすび』で知った場所だ。
美味しい魚介や農産物のイメージが強い。
昨年、太宰府天満宮の近くでいただいた糸島の美味しい魚料理の味覚が蘇る。

📷 生の松原   荒れる玄界灘 木々の隙間から覗く白波。

📷 今宿駅手前の海岸線   傾く陽射し 17時前、予想以上に早く薄闇が迫ってくる。

今日の終点は糸島高校前駅近くに

本日の終点は糸島高校前駅近くのホテル。
周辺に手頃な食堂が見当たらなかったため、夕食はホテルのビュッフェで済ませることにした。
これといって特別な内容ではなかったが、お腹を満たすには十分だ。

何より嬉しかったのは、ホテルの部屋の中に愛車をそのまま持ち込んで保管できたこと。
盗難や夜露の心配なく休ませられる安心感は、何物にも代えがたい。

久々のロングライドと風との戦いで結構疲れた。
明日からの走りに備え、ゆっくりと体を温めて眠りにつくことにする。

📷 ホテルの部屋から眺める糸島高校前駅 静かな夜の駅 明日の行程に思いを馳せなが

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