寄り道/2026-6-26 函館

高ボッチからの諏訪湖と富士山 Uncategorized

(朝イカと大沼だんごを巡る鉄路の旅)


早朝のあいの里と特急北斗の車窓

今日は道内どこもあまり天候がすぐれない。折角パスがあるのだから鉄路で函館に行って朝イカを食べようと思い立った。

朝のあいの里公園駅。 いつもの6時11発の列車に乗り込み、今日の旅が始まる。

📷 朝もや残るあいの里公園駅のホーム いつもの始発 見慣れたホームから、今日は鉄路で遥かなる函館を目指す

札幌から「特急北斗」に乗り換え、南へ南へと鉄路に揺られる。 車窓を流れる景色を眺めていると、昨日自走で駆け抜けた道並みがふと目に飛び込んできた。苦しかった坂や風の記憶がよみがえり、深い感慨が胸に押し寄せる。

10時38分、列車は定刻通り函館駅へと滑り込んだ。

📷 函館駅ホームに佇む特急北斗 旅路の交差 昨日走った道を車窓に見下ろし、無事最南端のターミナルへ


どんぶり横丁の朝イカと曇天の海

函館に来たからには、これを味わわないわけにはいかない。 駅からほど近い「朝市どんぶり横丁」にある「味鮮まえかわ」へと足を向ける。お目当ては名物の「朝イカ丼」だ。

近年は不漁が続いているそうで、なかなかいいお値段がする。 だが、運ばれてきた丼を口に運ぶと、そんな野暮な勘定は吹き飛んだ。コリコリとした心地よい歯ごたえと甘み。やはり本場の朝イカは旨い。

📷 味鮮まえかわの贅沢な朝イカ丼 函館の味覚 値は張るが納得の旨さ。透き通る身を贅沢に流し込む

腹を満たして海沿いへと出てみるが、空は今にも雨が降り出しそうな暗雲に覆われていた。 見上げる函館山は、すっぽりと白い雲の中に隠れてしまっている。

📷 暗雲垂れ込める函館の海と隠れた函館山 雨の予兆 今にも降り出しそうな空。山は雲の彼方へと消えていた

駅へと戻ると、道南いさりび鉄道の車両に出会った。 秋をイメージしたというシックで温かみのあるカラーリングが、どんよりとした北の空によく映えて素敵だ。

📷 道南いさりび鉄道の秋色車両 情景の色彩 秋を象徴する落ち着いた装いが、旅情をそっと煽る


大沼公園の沼の家と名物だんご

函館駅をあとにし、「特急北斗11号」に乗車して大沼公園駅へと向かう。

駅から歩いてすぐ、老舗の「沼の家(ぬまのや)」へ。 ここでいただくのは、言わずと知れた名物「大沼だんご」だ。

📷 沼の家の趣ある店舗と愛らしい看板 老舗の佇まい 大沼散策の途中に立ち寄る、変わらぬ味を守る店

今回は「こし餡とみたらし密」のセットを購入(ゴマとみたらしのセットもある)。 折箱の中にぎっしりと敷き詰められた小粒で柔らかいお餅に、餡と蜜をたっぷりと絡めて口に運ぶ。 あんこにはほんのりと絶妙な塩味があり、甘さ控えめでいくらでも食べられそうな美味しさだ。

📷 折箱に並ぶ小粒な大沼だんご 伝統の甘味 塩味の効いたこし餡と香ばしいみたらし。絶品のおやつに心が和む

ペダルを回さない一日ではあったが、鉄路の車窓と港町の味覚、そして歴史ある甘味に心満たされる豊かな時間となった。

今日も一日、良い旅ができた。それだけで十分だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました