自転車旅 東京→伊豆編/③2026-4-14 伊東→下田(洗礼の坂と開国の街)

只見川第二橋梁 Bike trip

伊東から下田を目指す三日目。 稲取より南は私にとって初めて走る未知の領域だ。
これまでの疲れも溜まってきている中、伊豆の地形が牙を剥く。

  • 距離: 60.9km
  • 獲得標高: 968m
  • 実走行時間:3:51
  • 天候: 曇りのち晴れ(21℃)
  • 風: 昼前から東風(追い風気味だが体力的には厳しい)

幸せな朝食と、小さな「心の負け」

昨晩お世話になった 音無の森緑風園 は無料朝食付き。
自分で焼きながら食べるアジの干物が最高だった。このサイズこそが一番美味しい。
朝ドラをしっかり見てから、意気揚々と出発した。

しかし出発して程なく、川奈港付近で手痛い失敗。
分岐で「上り」を選ぶべきところ、「海岸沿いなら平坦かも」と心が負けて下りを選んでしまった。
結果は行き止まり。歩くのもままならない激坂を押し歩く羽目に。
「迷ったら上る。下ればその分、上りが増える」。これが今日の教訓だ。

📷 朝食のアジの干物 焼き立ての香りが旅の活力を与えてくれる。

伊豆急行を追う道、北川橋の景色

北川温泉近くの北川橋にて運よく伊豆急行の車両をカメラに収めることができた。
他にも絶景ポイントはあったが、列車とのタイミングが合うのは貴重だ。
鉄道好きとしては、この一瞬が嬉しい。

📷 伊豆急行と北川橋 北川温泉近くにて。列車をレンズに収める幸運に恵まれた。

襲いかかる急坂、時速6kmの決断

道は次第に険しさを増し、次々と急坂が襲いかかってくる。
Ride with GPSのデータでは、最高勾配は19.7%に達していた。

時速6kmを下回ったら、迷わず自転車を降りて歩く。
ふらついては危ないし、無理は禁物だ。
その判断と、昨晩貼ったサロンパスのおかげか、今日はハムストリングが攣らずに済んだ。

📷 急坂の連続 景色は抜群だが、勾配は過酷。無理せず「歩き」を交えて進む。

白浜海岸、風と一山を越えて

白浜海岸まで来ると、東からの風が強く吹き付けてきた。
遠くに見えるのは爪木崎だろうか。脚はすでに「売り切れ」状態。
しかし、あと一山越えれば下田だ。自分を鼓舞してペダルを回す。

📷 白浜海岸の絶景 風に吹かれながら、ゴールまであと一踏ん張り。

下田到着、竜馬像との出会い

下田港に到着し、坂本竜馬像の前で足を止める。
勝海舟の要請でこの地を訪れ、蝦夷地開拓の夢を語ったという竜馬。
開国の象徴である下田の街に、その志がよく似合う。

📷 下田港の竜馬像 歴史の息吹を感じる下田。竜馬といっしょに一休み。

千人風呂、憧れの金谷旅館へ

今日の宿は、日本一の総檜風呂「千人風呂」で名高い 金谷旅館
昔立ち寄り湯で利用したが、宿泊は初めて。
泳げるほど大きな檜風呂に、お湯がドバドバとかけ流されている。
これこそが、温泉好きが求めていた景色だ。

📷 金谷旅館の大きな表札 温泉好きなら一度は泊まりたい宿。最高な湯が疲れを溶かしていく。


振り返って

稲取以南の初走行は、予想通り、いやそれ以上にきつかった。
夕食はスーパーで調達した質素なものだが、この極上の湯があればそれだけで十分だ。

明日は難所、婆娑羅峠越えで旅の終点土肥温泉を目指す。
雨の予報も心配だ。無理をしないのが私の旅。
状況が厳しければ松崎町でもう一泊することも視野に入れつつ、慎重に進みたい。

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