大仁温泉から西伊豆へ。
この旅最初の大きな山場、土肥峠へ向かう。
距離 32.7km
獲得標高 750m
正味ライド時間 2:27
天候 朝は曇り 日中は晴れ
気温 朝13℃ 最高19℃
風 ほぼ影響なし
早朝の出発
6時50分出発。
少し冷たい空気。
気持ちが引き締まる。
今日は距離こそ短いが、この旅最大の難所。
時間に余裕を持って峠へ向かう。
狩野川沿いを上流へ
まずは狩野川沿いの道を進む。
平坦で走りやすい。
川沿いを散歩する人たちと挨拶を交わす。
日曜日の朝らしい、静かな時間だった。

📷 船原川沿いの桜並木
少し霞んだ朝。国道136号に入る。ここからが本番だ。
途中、セブン-イレブン 天城湯ヶ島船原店で補給。
宿では軽く済ませていたが、ここで改めてパンとジュースを買う。
トンネルまではあと8km。
ここから徐々に勾配がきつくなっていく。
土肥峠へ
国道136号を上る。
上るほどに斜度は増す。
特にトンネル手前5kmは厳しい。
1km進むごとに足を止める。
休みながら、少しずつ高度を上げる。
ただ、不思議と焦りは無かった。
今日は早立ちしている。
時間は十分ある。
さらに、修善寺と土肥温泉を結ぶ東海バスも走っている。
最悪、輪行すれば戻れる。
逃げ道があると思うだけで、気持ちはかなり違う。

📷 峠近くのワサビ田
伊豆らしい景色。こういう風景を見ると、ちゃんとここまで来たのだと思う。
恐怖の船原トンネル
ようやく船原トンネルが見える。

📷 船原トンネル入口
長さ1100m。路肩は狭い。
正直、怖い。
旧道へ逃げる脚は残っていない。
車の流れが切れるタイミングを待つ。
意を決して突入。
幸い、トンネル内は下り基調だった。
一気に走り抜ける。
日曜日で大型トラックが少なかったことにも助けられた。
抜けた瞬間、空気が変わる。
その先は長い下り。
ディスクブレーキを信じながら、一気に土肥側へ下る。

📷 下り途中の景色
空は晴れ、桜も混じる。峠の厳しさとは対照的な穏やかな景色だった。
土肥温泉へ下る
10時ごろには土肥温泉へ到着。

📷 土肥温泉 元湯
以前入ったことのある熱い温泉。
汗を流して帰るつもりだったが、営業開始は14時。
フェリーは13時出港。
少し愕然とする。
その直後、さらに問題が起きる。
後輪の変速機が不調になる。
原因は分からない。
峠の下りか、シフト操作か。
とにかく、メカトラブルは突然やって来る。
ただ、幸いフェリー乗り場までは歩ける距離だった。
行程に致命傷はない。
改めて、輪行でリカバーできるルート設計の大切さを感じる。
今回の旅の終点

📷 津波避難タワー「テラッセオレンジトイ」
高い場所から海を眺める。今日も富士山は見えない。
昼は土肥わさび丼。
坂の途中で見たワサビ田を思い出す。

📷 フェリー乗り場
輪行袋に自転車を入れる。海を見ながら、ようやく少しだけ安心する。

📷 これから乗るフェリー
今回の旅はここまで。
明日から天気が崩れる。
ひとまず区切りとする。
清水港のフェリー乗り場は、以前よりかなり便利になっていた。
駅にも近い。
昔の着岸地には豪華客船が停泊していた。
その影響なのかもしれない。
終わりに
土肥峠を越えられたことは、素直に嬉しい。
ただ、この先にはさらに厳しい区間が続く。
西伊豆。
下田。
稲取。
走ったことのない道ばかりだ。
特に東伊豆は交通量も多く、坂も厳しいと聞く。
避けては通れないが、不安はある。
今回の旅は、日本一周へ向けた前哨戦のようなもの。
旅のペース。
装備。
休み方。
補給。
そして、無理をしない判断。
色々な課題が見えた。
一度戻る。
そして、また次に備えたいと思う


コメント