機材トラブルによる途中リタイヤとなり、この日は自転車を輪行袋に収めて鉄路で自宅へと戻る「寄り道」の一日。
旅のトラブルもまた鉄道旅を楽しめる機会と切り替えて、長崎から名古屋を目指す。
ホテルの工夫された朝食と長崎駅への移動

📷工夫が光る朝食ビュッフェ
ホテルの朝食ビュッフェは1,800円と少し高めの設定。
品数は控えめなものの内容的には充実しており、どれも美味しい。
料理がPET容器に小分けされており、それをバスケットにピッキングしていくスタイル。
皿に取り分けるよりも効率が良く混み合いにくい、実にグッドアイデアだと感じた。
食べ終えた後も利用者が自分で空の容器を捨てる方式で、提供側の手間も省けている。
ただ、欲を言えば料理の内容にもっと地域色があると嬉しいところだ。

📷ホテル前で出発の一枚
久しぶりに朝ドラを見てからゆっくりと出発。
長崎駅までは約1.2km。
愛車で走れないのが情けないが、移動手段は市電か、バスか、徒歩か。
輪行袋を抱えているため、空いていて乗降口の広いバスを選択。
市電より40円高い190円だが、ストレスなく移動できた。
新幹線と特急を乗り継いで東へ
長崎駅からは、まず西九州新幹線に乗り込む。

📷:西九州新幹線「かもめ」
余裕で特大荷物スペースつき座席を確保。
静かで快適な走りに酔いしれていると、降りるのを忘れてしまいそうになるほど「あっという間」に武雄温泉駅に到着した。
ここから特急「リレーかもめ」に乗り換える。

📷:リレーかもめの大型荷物置場
乗車した787系の荷物置場は、なぜか車両の中央付近に設置されている。
大きな輪行袋を抱えて狭い通路を運ぶのがなかなかの難儀。
自転車と手荷物を別々に分けて慎重に運んだ。
山陽・東海道新幹線の輪行事情
博多駅で山陽新幹線「さくら」に乗り換え。

📷:新幹線さくら乗降口の輪行袋
インバウンド需要の影響もあってか、指定席の特大荷物スペースはあいにく売り切れ。
駅員さんに比較的前方のスペースが広い4号車20D席を勧められて確保したが、実際には大きな輪行袋を置けるほどの余裕はなかった。
やむを得ず乗降口付近のスペースに自転車を縛り付けて固定していたところ、車掌さんから「この先は左側のドアが開く駅が多いので、右側に移動をお願いします。
ただし、広島駅だけは右側のドアが開くので、その時だけ一時的に左側へ移動してください」と案内された。
新幹線駅ごとの開閉ドア方向のパターンは覚えておきたい。
また、こういう時のために通路側の席を確保しておくことも忘れないようにしよう。
その後、名古屋までの東海道新幹線では無事に特大荷物スペースつき座席を確保できた(16号車ではあったが)。
インバウンド客の増加もあり、最近は新幹線の特大荷物スペースの確保が本当に難しくなっている。
輪行袋に入れた自転車は必ずしも特大荷物スペースの予約が義務付けられているわけではないが、周囲に気兼ねなく置けるため、やはりここを確保できると一番安心だ。
名古屋駅でのハプニングと締めのきしめん
無事に名古屋駅まで戻ってきたが、新幹線から在来線への乗り継ぎ改札で「事件」は起きた。
名古屋駅の在来線乗り継ぎ改札は、全ての自動改札が昔ながらの狭いタイプのままなのだ。
大きな輪行袋に加えて重い手荷物を2つ抱えており、通過する前から「嫌な予感がするな……」と思っていたのだが、案の定もたもたしている間に乗車券が改札機に吸い込まれてしまった。
自動改札を諦め、有人改札を通るべきだったと反省。

📷:名代住よしのワンコインきしめん
改札でのトラブルで冷や汗をかいたものの、名古屋駅の在来線ホームに来たらこれを食べないわけにはいかない。
「名代住よし」のワンコインきしめん。
出汁の効いたつゆと温かい麺が、トラブル続きの疲れをじんわりと癒やしてくれた。
思わぬ機材トラブルで九州西岸の旅は途中中断となってしまったが、身体が無事でこうして無事に帰路につけただけで十分。
愛車をしっかりショップで修理し、万全の状態を整えてから、またあの長崎の地から続きをスタートしたい。

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